宇都宮ジャパンカップ2023 前日

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宇都宮へ前日入り

いつも宇都宮のホテルを2泊とってチームプレゼンテーションから見に行く。昔は早めに行って場所取りをしていたものだけど、サイクルトレインで行くとチームプレゼンテーション時に前の方に場所を取ってくれるので良い。サイクルトレインは東武線を一台ジャパンカップの観客だけで貸し切って宇都宮に行こうという大胆なもの。東武浅草駅まで自転車を運ぶのは大変だけど、チームプレゼンテーションを間近に見れるし、車内では栗村さんたちのおしゃべりが楽しめる。

自転車を最寄りの駅で輪行袋に詰めて東武浅草駅を目指す。途中で望遠レンズを忘れたことに気がついた。バッテリーとメモリーカードの準備ばかりしていてうっかりしていた。ジャパンカップは概ね望遠レンズでいけるというくらい望遠レンズはマストなのに!取りに帰ればサイクルトレインには間に合わない。逡巡の末、連れに自分の自転車も持って受付で説明してもらってサイクルトレインに乗ってもらい、自分は取りに帰って普通の電車で追いかけることになった。

しょんぼりしながら戻る車内で、目の前にかかっているキャノンの「撮れる、望遠鏡」の広告を複雑な気持ちで眺めていた。

望遠レンズを手に入れてJRで後を追いかけるとサイクルトレインとだいたい同じような時間に宇都宮に到着することができた。オリオン通りはジャパンカップ30周年を祝い、歴代勝者のすべてデザインが違うバナーがかかっていた。

チームプレゼンテーション

構内で自転車を組み立てるとひとまずホテルに向かった。夜の冷え込みに用心して装備を整えるとオリオン通りに向かう。時間は17時。この時間に席に着くとそのまま夕飯を食いっぱぐれる。何か買って席につきたいけど席は狭いのであまり大っぴらなものを食べるのには適していない(と思う)。コンビニで肉まんとお茶、商店街のかどにあるたこ焼き屋さんでたこ焼き一舟を買った。 サイクルトレイン用のエリアはほぼほぼ埋まっていて一番後ろの方になった。

チームプレゼンテーションの前のトークショーを見ながらご飯を食べる。だんだん冷えてきたので持ってきたダウンを羽織った。サイクルトレインでもらった折りたためる座布団は薄くて硬い。試しに折ってボリュームを出してみるとさらに硬くなる。携帯用座布団があるといいんだけど。

チームプレゼンテーションが始まるともう夢中。観客のみんなのアピール力がすごい。リアルタイムでホワイトボードにイラストを書いて選手に見せる強者も。一芸あるといいな〜。でも選手たちのスマイルをおこぼれで写真に収められたのでありがたい。 今年はフルームやアラフィリップ、ルイ・コスタが宇都宮の街を駆け抜け古賀志の山を登る。ステージの眩いばかりの光景にぽややんとしながら、すっかり夜の街になった宇都宮をホテルまで戻った。

written by C.K