阿蘇神社が鴨南蛮になった日

1/9 13°C4°C

この日出会った鴨南蛮に捧ぐー

天気はイマイチなのだが朝のうちに雨は止む予報なので、お参りは三連休のうちにと出発。
ところが11:30なのに雨はパラついている。前回よりさらにメリノのベースレイヤーを重ねたが、思ったより暖かく要らなかったかもしれない。
多摩川に出ると自転車も人も少ない。水たまりで道が埋もれてるところもあるので道を選んで走った。
立派などんと焼きが準備されているのが見れた。

しばらくすると晴れ間も出てきて遥か奥多摩の山々がきれいに見える。
雨のライドは当然好きじゃないけど、雨上がりの景色はすべてがハッキリしてきて目が覚めるようで気持ちが良い。
晴れ出すと野球少年たちがランニングをしたり多摩サイにどんどん人が戻って来る。
みんな連絡取り合ってすぐ集まるのかねーなんだか不思議だ。

立川の先まで走るのは久しぶりで、情けないけどすでに足が重くなってくる。
川上に向かって走ってるので実は地味にずっと坂。気付かないうちにダメージをじわじわ受ける。

多摩大橋の手前ではサイクリングロードが整備されて走りやすくなった。
他にもまだ道は狭くて危ない場所もあるがありがたい。

福生に着くと13:30。うう、今日は無理そう。

このブログに前にも出てきた「石川酒造」でお昼を食べることに。
この石川酒造の中にはイタリアンの他に、いつも席が埋まっている和食「雑蔵」がある。
ダメ元で聞いてみると入れてしまった!
昼のメニューはそば・うどんを中心に一品料理、サラダ、天ぷら、デザートがある。

そう、そこで頼んだのが鴨南蛮。
特に思い入れはないけど、お腹が減ってると決まって頼んでしまう鴨南蛮。
これが、阿蘇神社に行けなかったのにここに書き留めておきたくなるうまさ!
スープは甘めでお出しの味もじんわりとして、九州生まれの両親を持つ私の好みの味。
そしてこの五枚ならんだ鴨肉!鴨南蛮の鴨がこんなにジュージーで「うまい!」と思ったことがあっただろうか!
これからも鴨南蛮を食べたくなる時はこの鴨南蛮だろう。
ジューシーな鴨肉とお出しの味わいを反芻しながら帰路に着いた。

written by C.K