日帰り、山中湖一周

05/31 34°C20°C

5月の新緑をまだ感じたいと山中湖へ。
京王高尾駅からJR中央線に乗り換えて大月駅まで行き、富士急行に乗り換えて富士山駅まで。という輪行。
そこから自転車を組み立て、山中湖まで走る。

富士急行は板張りでのれんがかかってたり、面白い電車で乗ってるのは楽しかったけど各停だと富士山駅まで40分もかかってしまう。
周りはほぼ外国人だった。各駅で40分、のんびりと向かう。天気は薄曇りで富士山は電車から見えなかった。車内の乗客はみんな話すこともほぼなくなってウトウトとしてくるころ富士山駅に到着。
実は朝早く出かけることができなかった私たちだった。着いたのは13:00すぎ。

富士山駅の大きな垂れ幕の裏でせっせと自転車を組み立て、まずは腹ごなしに吉田うどんだ。
調べると駅から街道に出て左に少し行くとあった。
富士山駅のふじやうどんはエビ天やちくわ天などボリューム満点。なおかつ麺も極太だからこれまた!でも味が良いのでペロリと食べてしまった。

さて、腹ごなしを済ませたところですでに14:00。
特に急ぐでもなく山中湖を目指す。街道は車もバイクも多く、信号待ちでは懐メロを流す改造バイクの兄ちゃんが隣りに並んだり、なかなか緊張感のあるライドだった。
途中4〜5%ほどの坂道が8kmほど続き、坂が好きではない私はひたすら辛く、今年のジロでも修行僧の如く坂に登っていたヘシェダルのことを思いながらくじけなかった。
私よ、フォースとともにあれ…と境地に達していると、ある瞬間にふと楽になって走りやすくなった。あ、行けるなと思って坂を登りきって無事山中湖に到着。

山中湖の入り口付近はザ・観光地でファミリーや若者がブラブラ楽しめるような没個性のコンテンツがひしめいていた。
そこそこに休憩をして反時計回りに湖を一周。湖の東は西より少し落ち着いていてハンモックカフェ等、小洒落たコンテンツがいろいろあった。

われわれの目的地、石割りの湯に到着したのはすでに16:00。お風呂に使って広間でコーヒー牛乳や山ぶどうサイダーで一息。
あ、日が暮れるまでに富士山駅に戻らなくちゃ…!と途端に不安になって急いで帰路についた。

飛ぶように走る。北側にあるサイクリングロードは走りやすく、途中で富士山が墨絵のように浮かび上がって素晴らしい景色をみせてくれた。でも富士山って実際見てもなんか嘘っぽいよね。

帰りは行きと逆なので下り坂。最高速度は33.65km。
富士山駅に着いたころには暗くなり始めていた。ひとまずホッとして自転車を解体し、18:30ごろの各駅停車の富士急行で富士急帰りの若者たちと帰った。
走行距離35.10km

やっぱり朝早く出ないとゆっくりできないね〜と反省。
今度はハンモックカフェでゆらゆら揺られたい。

written by C.K