谷保天満宮の梅園(百草園「むら岡」)

02/23 23°C8°C

天満宮?天満宮ってぇとあれかい?あの菅原さんとこの・・・(=府中のY’sロードから自転車でちょろっと行ったところにそんなものあるの?)

しかも東日本最古の天満宮という大層なところで「谷保天満宮」というそうだ。亀戸天神社・湯島天満宮と合わせて関東三大天神と呼ばれているようなところがいつものサイクリングルートのほど近いところにあるなんて、今の今まで知らなかった。
天満宮ということは牛と梅と学業成就・・・梅?そうだ、梅の季節だ。

徐々に気温が上がっていたのに、祝日の今日はまたガクンと下がってしまった。そろそろ着なくても大丈夫になっていたQ36.5のベースレイヤーが再び登場。冬用のショーツも復活させた。

多摩川は日差しは強くなってきているものの北風が強い!
多摩サイを府中のY’sロードで降りるとコーナンの前を過ぎて道なりにまっすぐ。さらに中央自動車道をくぐってホテルが立ち並ぶ通り(なんでこんな多いんだ)をまっすぐ進むと日野バイパスが現れる。左側にローソンがある方から出て、渡った先の道をさらにまっすぐ行くと目の前に坂道が現れる。それは登らずに左脇から迂回する。細い急な坂道があるのでそこを登ると白やピンクの梅の花がもくもくとなった土壁が現れる。間違えそうなポイントがちょこちょこあるので南武線谷保駅を目指してしまう方がいいかもしれない。

土壁を横にしながら登ると梅園に入る入り口が出てくるが、少し登ったところに駐車場の中に駐輪場があるのでそこまで登る。駐輪して鳥居とお手水を経て本殿の方へ降りていく。天満宮としては珍しいらしい下り宮は多摩川の水害を避けるうちにそうなったんだそうだ。石段を降りると菅原道真といえばの牛。撫でくりまわされたのかのっぺりとしている。

まずはお参り。梅の絵の入った御守りやうそのチャームのついた御守りがあって本当に天満宮だ。

いよいよ梅園の方へと向かう。へ〜こんなにいい梅園がこんなところにあるなんて!白とピンクの濃淡の梅の花の重なり合いを楽しむのもいいし、一つ一つの枝ぶりやぷつぷつとした梅らしい花のつき方を見てるのもいい。そこだけは風もなくてポカポカ穏やかでまるで桃源郷・・・は桃か。

ちょっとした出店もあったので、梅茶と合格饅頭のセットをいただいた。いやはや満喫。梅を毎年こんなにちゃんと楽しむことがなかったけど、今年は天満宮の雰囲気とともに楽しめて贅沢なひと時が過ごせた。

驚いたのは境内を自由に闊歩するニワトリ。これが立派。玉虫色にきらめく黒い羽や黄金色にきらめく茶色い羽の若冲が描きそうなニワトリたちと、その餌を目当てにやってくるハトたちで鳥の楽園の様になっていた。家族で梅園に来ていた子どもたちも大喜び。お楽しみポイントが多い面白い神社だ。

そのあとは多摩川の対岸、百草園へ向かっていつものお気に入り手打ちそば「むら岡」で鴨南蛮と旬の天ぷら!あ〜しみる。ここも外は梅の木だったんだな。

多摩サイ、梅をめぐるおすすめルートここに認定!

  1. 谷保天満宮のある丘に登る細い坂道
  2. 土壁から梅の花が溢れ出ている
  3. 逆光眩しい鳥居とツルスベの撫で牛
  4. 子連れが珍しい狛犬
  5. 直接梅園のみへも行けます
  6. 青空に重なり合う梅
  7. 木とのコントラストも味わい深い
  8. 試験の予定もないのに合格饅頭セット
  9. 黒光する立派な鶏(一番人気)と木の上でこぼれ落ちそうな鶏たち
  10. 窓から梅が見れる
  11. 鶏見てから鴨食べる

written by C.K