はまかぜ海道、しまなみ海道の旅2016 2日目

4/30 22°C9°C

朝食は昨日の「noma-noma」近くの「労研饅頭」を買い込み、松山城の公園で草上の朝食。
饅頭というよりは蒸しパンといった素朴な食感。労研は倉敷労働科学研究所がもとで、当時の夜学生に学資を与える事業として饅頭を作ったのが始まり(労研饅頭の由来)。向学心へのサポートが始まりとは土地柄を思わせられる。

さて腹ごしらえを済ますと松山市内から海のそばを走る国道に出た。
はまかぜ海道スタートだ。
いきなりオーシャンビューが左手に広がることはなくて、海沿いの家の合間から水平線が見えるというのが続く。道路は大きなトラックも多く、10km少し走って気疲れしたところで海がやっと左手に広がった。

これですよ、これ。
ピカピカのお天気にきらめく海!

海が見えるところでは歩道の幅が広くとられている。なおかつまったく人が歩いていないのでそういうところは歩道を走った。目下が海面で海の上を飛んでいるような心地。

さらに10kmほど走ると道の駅「ふわり」に着いた。目の前には砂浜が広がり地元にも愛されているスポットのようだ。他にもたくさんの自転車乗りが休息をとっていた。はまかぜ海道にはいろんなお店がサイクルオアシスを提供していてそれもこの道の駅で確認ができる。
小腹が減ったので、名物鯛めしをいただいた。南予地方(愛媛の南)では海鮮丼のように鯛刺しがのり、中予地方(愛媛の他の地方)では鯛ごと炊くという違いがあるらしい。こちらのレストランではそのどちらも食べられる。私は海鮮丼風が好みなので断然こちら。これは間違いない味!

星の浦海浜公園でしばらく休憩をとり、オーシャンビューとさよならして今治方面へ。
今治までの道のりは造船場があったり鬼瓦の工房が並んだりでこの街がどんなことが得意な街なのかが伝わって来る。
この日は今治から松山へと向かう人たちが多いようだったが、道が海側に広く空間をとっていることが多いので松山からのほうが走りやすいように思えた。

今治では駅前の「ホテルクラウンヒルズ」にチェックインをして街を夕方まで観光。
我々は自転車ウェアを一揃えしか持って来ていないので毎晩ホテルで洗うのだが、自転車乗りや他の合宿での利用が多く、洗濯機は3台あったもののえらく時間がかかってしまった。
ほぼ満室でフロントは通る度に忙しそうだったが対応は良いし、中浴場(そう書いてある)は小綺麗でアメニティの貸し出しもご自由にといった感じだし、朝食もちゃんとしてて無料だしで良い滞在ができたと思う。

今回の旅支度

アウター
・パタゴニアのレインウェア(天気が良かったので夜の散策用になった)
・クラフトのウィンドブレーカー
・カステリのベスト

トップス
・ファイントラックのベースレイヤー、パワーメッシュタンクトップ
・クラフトのベースレイヤー丸襟メッシュのランニング
・やっちゃばフェスで買ったドーナツジャージ

ボトムス
・パールイズミのサイクリングタイツ3/4丈
・ノースフェイスのフレキシブル アンクルパンツ

他スポット
・dhbのアームウォーマー
・雨具一式(雨用グローブ・靴下・シューズカバー・パンツ)
・行きの服(初日のカンデオンホテルズから最終日の尾道のホテルに送った)

結果
幸い雨が最終日まで降らなかったため雨具一式を使って走る必要がなかった。
アームウォーマーは若干分厚かったのでUV対策用のもので良かったかも。

written by C.K