浅川北上、高幡不動のカフェ「nero」
11/10 20°C13°C
宇都宮ジャパンカップにさいたまクリテリウムにサイクルモード、10月から11月にかけて今年も目まぐるしく大型自転車イベントの数々がすぎていった。楽しみ方が増えたり、ゲストも年々豪華になったりと贅沢でお祭りな日々が続いてお腹いっぱい。でもサイクルモードの帰りにはいつもの多摩サイが恋しくなるもので・・・
前の週は川原の日差しがまだ強く、ファイントラックパワーメッシュ+冬用ベースレイヤー+冬用ジャージで行って暑くて気を失いそうだったので今日は間のベースレイヤーを省いてみた。冬用ベースレイヤーの上に春秋の長袖ジャージにするのと迷ったけど、肩こりがひどいので重ね着を避けた。
のんびり準備をして昼過ぎ河原に出る。
先週より日差しは柔らかだ。このくらいの装備で当たりだったかな。
台風の影響はいたるところに残る。川原に生い茂る木々はすっかり流されて向こう岸が見渡せ、矢野口から先の土手下のサイクリングロードは水没したらしく砂だらけだった。
稲城の桜並木は赤くなった枯葉を散らしていた。
百草園の四谷橋を左岸に渡りお久しぶりの浅川へ。浅川沿いの道は狭いがのどかでほっとする。つい赤いところを走りたくなるが黒い方が自転車道だ。分かれてるとはいえ狭いので、ゆるポタで行く。 日差しが強くてポカポカだ。
3kmほど走って左折して線路を渡ると川崎街道に出る。このルートが不動尊へ一番出やすい。何年も調布に住んで5年自転車を乗っていながら初の高幡不動尊だ。参道の賑わいにワクワクしてくる。土方歳三うどんに甘酒・・・へ〜こんな楽しいところだったんだ。
また改めてこの辺は遊びに来るとして目的地へ急ぐ。日が暮れちゃう。
今日の目的地カフェ「nero」は不動尊横の駐車場のある坂の途中にある。少し急な坂があるがすぐのところにあるので問題ない。
お店の前には自転車ラックが置いてある。
ドアを開けるとアウトドアグッズが両脇にびっしり。これは参拝に来た人のためだけのお店じゃないようだと思わず足を止めてアウトドアグッズを見ていると足元にトットットッと走りよってくる影が。前情報なしで来たのでこんな素敵な看板犬さんがいることも知らず、ドアを開けてからここまでの色々にすっかり面食らいながらその嬉しい歓迎にしゃがみこんでモフモフしようとすると「お仕事終了〜」とばかりに踵を返して寝床に戻って行ってしまった。その仕事っぷりの良さに泣けた。
その後に続いて店内に入るとお店の方が落ち着いた感じで現れた。
そうそう、カフェでした。
ここではFREELIGHTというザックのブランドの卸や、それを始めとしたアウトドアブランドの小売をしていて、出迎えてくれたのは看板犬のゾーイさんだそうだ。
ランチはサンドとパスタがある。セットのドリンクはエスプレッソにアメリカーノ・・・胃の弱い私は嬉しくなってアメリカーノに飛びついたが、イタリア料理ではブレンドがアメリカーノなので薄いわけではない。
15:00というすっかり遅いランチに頼んだのはゴルゴンゾーラのペンネ。クセのあるもの好きなのであると選んでしまう。セットにつくサラダも新鮮なマッシュルームを使ったしっかりしたもので、パスタもゴルゴンゾーラの強い味に春菊のような香りのある野菜を合わせているのが絶妙。ただものではないな、ご主人。
とても落ち着いたお店で、犬がウトウトする暖かな山小屋にお邪魔しているような気分だった。バシャバシャ写真を撮る気分にはなれなかったので、ゾーイさんのお姿は行ってからのお楽しみ。通ってもっと仲良くなりたいな・・・
刻々と日が落ちる中帰路へ。夕焼けに富士山が見えて、たくさんの人が写真を撮っていた。
- 水際まであった木々がすっかり流されている
- 稲城の桜並木の紅葉
- 浅川ロード
- 実はちょっと富士山が見えてる
- イベント盛りだくさんの高幡不動尊
- こんなに新選組推しだと思わなかった
- CAFEの道案内
- 木がでかい
- お店から不動尊が見える
- 左の写真、実は奥にゾーイさんがいる
- それでも世界は美しい
written by C.K