ジャパンカップ2016ークリテリウムの日
10/22 17°C12°C
クリテリウムの朝
宇都宮の大通りのクリテリウム開催の午前中は、古賀志林道の本戦コースを選手たちと走れるファンライドがある。
レース中継では見られない選手の表情が見られるかもしれない!
と、思いながらも体力に自信がない私は昨年に続いて今年も参加を断念。ほぼほぼ坂道になってしまったコースを選手について行って走れる気がしない。
もし選手に優しく見守られでもしたらば、骨盤割れるぐらい無理しちゃって午後から歩くこともできないかもしれない…。
連れを早朝見送りホテルで二度寝だ。
11時ごろ。
連れがホクホクと帰ってきたので、クリテリウムを見る準備をする。
今年のファンライドは後ろのほうにカンチェたちトレックがいて、前のほうにBMCやSKYが走っていたんだそうだ。く〜いいなぁ。
外は十分に寒い。ホテルの中にいてもわかるくらいだ。
前もってホテルに送った装備を取り出して、できる限りあったかい格好をする。
クリテリウムは例年よりスタート・ゴールから向こうに距離が伸びた。観客が増えても前で見られるようにだそうだ。
12時すぎ。クリテリウムのコース沿いを歩く。
うーん距離が長くなったけど観客もさらに増えてて最前列は難しいなぁ...。
ようやく空いてるところに小さい椅子を二脚置いて、交互に会場を見てまわることにした。
クリテリウムの街
パルコでトイレを借りてから、今年の物販が出ている通りに出た。
なんだ、すごい列だな...!有名選手が店先にでも立っているのかと思ったらトレックブースで、
このジャパンカップで現役を引退してしまうカンチェの「THANK YOU FABIAN CANCELLARA」Tシャツ目当ての列だった。
うーん欲しい…と、とりあえず列に並ぶ。
Lサイズは自分の番がくる少し前に売り切れになった。
スタッフの人に聞くとLサイズは明日また復活するとのことだったので、自分のサイズのみ買うことにした。
その通りでいろいろ買い物やスタートリストをゲットして、オリオン通りを横に走るみはし通りにある「みはしカフェ」へ。
ここは毎年、自転車好きにはわかるというニッチなグッズを手作りしている。
目当ては「山岳賞ジャージ模様のてぬぐい」。でも横にあったグレーの「チェーン模様手ぬぐい」もグラフィカルでおしゃれだったので買ってしまった。
お店の人も気さくで自転車の話に花を咲かせるのも楽しいし、グッズを一つ一つ見てるだけでも楽しい。
クリテリウムスタート
さて道路が封鎖されていよいよ始まる!
まずは学生レース、女子競輪レースが続いてジャパンカップクリテリウムのパレードランだ。
前日のチーム紹介で大暴れのBMCは今日も手拍子を打って観客たちを煽ったり曲乗りしたり、今日も観客を盛り上げる。
パレードランが終わって通りに静けさが戻る。
スタート!
例年だと数人の逃げが決まるところが、なかなか決まらない。SKYやら逃がせない選手が逃げようとするのでトレックがチェックに入る。
とうとうカンチェ自らチェックをして、BMCとアタックチームガストの2人の逃げを許して、トレックトレインでプロトンに蓋をした。
まるで本場のレースみたいにトレックのチームが機能しているのを見れて大興奮!
トレックとランプレはもちろんのこと、SKYもBMCも予想外に熱くなってる。これは面白い。
最後はやはりチーム力とカンチェ力で別府選手のディフェンディング勝利!
これがカンチェの引退レースだと思うと、ほんとに信じられない。もっと戦っている姿を見ていたいと思うけど、最後のレースに日本を選んでくれたのはやっぱり嬉しい。
だからやっぱりTHANK YOU FABIAN CANCELLARAなのだ。
- 1. トレックブース
- 2. みはしカフェ
- 3. ノリノリのBMC
- 4.オリカのギターのおもちゃを持ったヘイマン
- 5. ダビ・ロペス・ガルシア率いるSKY
- 6. ランプレのモーリ
- 7. 自らチェックに入るカンチェ
- 8. プロトンを率いるトレック
- 9. 観客と自撮りするカンチェ
- 10. 表彰台
- 11. モーリの笑顔がたまらないシャンパンファイト
written by C.K