パリ〜ニース2016開幕 ロードレース観戦ガイド

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サイクルロードレースファンのみなさんこんばんは。
ロードバイクに乗りたいと思ったきっかけは、連れにつられて見ていたロードレース。
1日何百キロもの道を雨やら風やら雪やらに翻弄されながらも、ひたすら自転車。ごはん食べてても自転車の上、ストレッチしてても自転車の上。当初は私も「なんだこれ」だった。
だんだん同じようなヘルメットにサングラスでも人間味が見えてきて、笑ってしまったり感動してしまったり惚れてしまったりするようになる。極限だからこその面白さ。

さて、そんなロードレースの季節がやってきた。準備はいいですか?

まずはパリ〜ニースを見ながら、今年の顔ぶれを自転車雑誌「CICLISSIMO」付録のプロチームガイドをパラパラと見てみましょう。
このチームガイドは各チームの選手のちょっと個人的な情報が面白く、選手に興味を持つきっかけになります。パリ〜ニースはプチ・ツール・ド・フランスと呼ばれ、ツールで活躍するであろう選手が出るのが例年かと思いきやモビスターのキンタナ等主役になりそうな選手がちらほらいませんね。トレンドが変わりつつあるのでしょうか。

J-Sportsのスタートリストもそばに置いておきましょう。
面白い展開があるとゼッケンを確認してスタートリストと照らし合わせて「このひとおもしろーい」とか心に刻みます。

実況さんだと栗村さんとサッシャさんの掛け合いが面白いので聞いててあきません。サッシャさんは画面に映った建物やモニュメントの紹介をしてくれるので、ただきれいだと思っていたレースの風景がちょっと変わって見えてきます。栗村さんは持ち前の感性でレースを身近なものにしてくれます。

レースの放送時間は1時間以上あり、頻繁に展開するわけではありません。
レースを握るチームが押さえ込んでたり、後半の方に展開がある地形だったり、その日は勝負しない日だったりします。見ているのは退屈かもしれないけれど、これもロードレースならではの面白い側面です。ワインを開けたり、爪を切ったり、ネットサーフィンをしたりしてのんびりした時間をすごしましょう。選手と同じく悠久の時間が流れます。時々そのまま寝落ちすることもあります。

またTwitterの#jspocycleでは、実況さんに質問ができたり同じように観戦している人たちに会えます。
自分しか思っていないと思っていたことを誰かがつぶやいたときは「だよね、だよね!」って熱くなります。

さぁ今年はどんな一年になるのでしょうか、楽しみです。

※ 写真は3/9のティレーノ・アドリアティコと編集中のブログと観戦ガイド
※ この後始まったパリ〜ニース3日目は豪雪でキャンセルになった。

written by C.K