宇都宮ジャパンカップ本戦の楽しみ方(2015年版)
10/18 24°C15°C
宇都宮ジャパンカップの本戦は古賀志林道や鶴カントリークラブを含む森林公園で行われる。今年は台風の影響で鶴カントリークラブが通れなくなった分、周回数が増えた。降りたら登るの繰り返し、最終スプリントは長い坂という過酷なコースへと変貌した。
今年は会場バスの長蛇の列に並ばないかわりに、自転車でその坂を登って本戦会場に着かなければならない。選手たちと切れたあと(前回を参照)スピードダウンしながら山に差し掛かり、よちよちと仕事が終わったアシスト選手より頼りない走りでようやくゴール。
ラックに自転車を掛けるとそのまま芝生に倒れて、しばし遠くのステージの声を聞いていた。
ここで大切なのは選手の出走サインと選手紹介が始まる前にチームブースでサイン会があるかもしれないことと、スタートをどこで見るかである。
今年は選手紹介を見て、お目当ての選手が終わると連れを置いて自分は先にスタート地点を目指した(サイン会があったのは後日知る)。
スタートから100mくらいの位置でレースが見れる場所を取った。出走前のランプレが見れたりした。スタートが切られ選手たちはあっという間に過ぎていった。やっぱり速すぎて何も見れない。
スタートが終わると我々も移動。今年は山頂は目指さず、昼には屋台でごはんを食べてゆったり楽しむ計画にした。
屋台は昼過ぎには軒並み売り切れてしまうのでご注意を。
選手たちを撮影しながら少し上まで登って11:30ごろにスタート地点の屋台村に戻って昼食。この時間でも目をつけていたものは売り切れていた。
さて再度コース沿いを登っていく。コースの内側を歩いている観客に怒号がとぶ、警備員の笛が鳴る。まぁそれくらい危ないとはいえる。
自分は坂をジリジリと登ってくるプロトンを見てるのが好きだ。ヨーロッパの山々を登って来た足が目の前を同じように登っている…感激しきり。
ラスト3周を残してゴール地点を目指す。すでに人は溢れている。リタイア済みのカンチェがトレックブースで盛り上がっているらしいのを尻目にゴール地点の少し下に場所を取った。ステージの実況が聞こえてレースを把握することができた。やはりアシスト、ヤン・ポランを残したランプレのウリッシか!
結果はトレックのモレマ。強いよね、モレマ。
今年はトレック年だった。カンチェがやるっつうたらやるってことだよね。うんうん。
- 1.何かとお騒がせなトレックのバルーン
- 2.作戦会議中のNIPPO-ヴィーニ・ファンティー二
- 3.出走直後の別府選手
- 4.2週目のメイン集団のモレマと別府選手、ランプレの台湾チャンピオン、ハース
- 5.赤川ダム沿いの坂道でメイン集団をひくカンチェラーラ
- 6.古賀志林道を登るメイン集団をひくポポビッチ(後ろはアイゼル)
- 7.表彰台でシャンパンファイトのモレマ、ウリッシ、新城選手
レース前半のスロー撮影
written by C.K