今年のチームジャージを品評してみたいじゃない
01/24 6℃2℃
いよいよ今年もUCIプロチームサイクルロードレースが始まった。
ツール・ド・サンルイスでは山本元喜選手が終盤まで逃げて日本のロードレース好きを沸かせたりのっけからの盛り上がり。
今回はCyclistの連載「つれづれイタリア〜ノ」っぽくワールドチームジャージのファッションチェック!
【思ったよりいいじゃない賞】
相変わらずの蛍光イエローはそのままにサクソバンクのスポンサーが外れ紺色が抜けた。そこが何色になるか注目だったが青よりのグレーに。
これが実際自然の中を走っていると、自然からは浮いているけどなんだか爽やかな印象を受けるのだ。サコッシュのデザインもオシャレに取り入れられそうだし、自分でも驚くけど欲しくなっている。
【青と黒じゃ垢抜けないじゃない賞】
クイックステップといえばブルーグリーン。歯磨き粉のようなさわやかな風をプロトンに残して、新進気鋭の選手たちが華麗な逃げを見せてくれるチーム・・・なのになぜ、濃い青に黒じゃサッカー選手みたいにおしゃれと無関係じゃない。まぁ強そうに見えるけどもまず自分は買わないな。
【横2本ラインはセクシーじゃないじゃない賞】
スカイは英国が送り出した硬質なプロフェッショナルチームなのであるぞ。
おほん。
近年のチームジャージは洗練されてファンも着ていることがステータスなくらいであったが、2016年は青の色味もコバルトっぽく軽い印象になり極めつけはあの横線だ。2本目が白であっても2本はセクシーじゃないよ。こどものTシャツみたいだよ。後ろは縦線って統一感ないよ。
というわけでRapha最終年なのに残念だけどこれは買えない。
【計算し尽くされた色配分がなくなったじゃない賞】
一見地味な2015年ジャージの紺色、これがプロトンの中では知的に、他のシチュエーションではおしゃれに見えたのは紺色のトーン選びと白・赤との色配分のたまものであった。この計算高い色配分は結果的にこの若いチームのイメージに気品と品格を与えた・・・のになー
2016年は胸元と腕が紺色と赤で左右違い、全体を覆う白がそれをカバーできておらず対象が崩れてしまっている。
2017年は元に戻っていることを期待したい。
【変えないのも主張じゃない賞】
BMCやランプレ、トレック等2015年から大幅なイメージの変更のなかったチームもありました。 理解あるスポンサーありきかもしれませんが、チームのブランディングを固定させ安定したファンをつけるために変えないことが大事な時期もあると思います。
以上、2016年のチームジャージ賞発表でした。
ティンコフ以外ネガティブ賞だったのは2015年がよかったのが多かったからでしょう。他スポットAG2Rやモビスターも去年より少し残念に。
ああ、カチューシャも去年は絵本みたいでよかったな、
今年は・・・あれもあれでいいのかもね。
※ 画像は参考までのものです。
written by C.K