蔵王ヒルクライム間近!遠刈田温泉に(湯治に)行った
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17°C12°C

今年のGWは「湯治」がテーマ。
自転車も乗れる湯治場を探して、見つかったのが蔵王の遠刈田温泉。
ここは街に2つの公衆浴場があるなかなかの湯治場なのだ。
とはいえ、蔵王ヒルクライムの舞台を自転車で!とはなるはずもなく、
ついでに(バスで)登ってみようか〜ということになった。


まず、「白石蔵王」まで新幹線で輪行する。
ここから遠刈田温泉にアプローチするのだ。
駅前には何もないが白石城と真田幸村を観光シンボルに頑張っている。


白石蔵王から遠刈田温泉はダラダラとした坂がひたすら続く。
調布から立川くらいの距離感なので腹ごなしに丁度いいくらいと思われたが、雨が降ってはやむ不安定な天気で思ったより苦難を強いられた。

上はレインウェアなものの下は夏用のサイクルショーツで、着いた頃にはすっかり冷えた体を宿の温泉で急いで温めた。
お宿は公衆浴場や商店街がある街の中心から蔵王の山々から流れる松川を渡ったところの「バーデン家壮鳳」だ。
お着きのお菓子に蔵王クリームチーズ(タンパク質)とクラッカーがいただけるくらいで自転車乗りには特にメリットはないが、温泉と料理がとにかく良くて静養にはいい宿だった。



そして翌日は蔵王ヒルクライムの舞台へ!
街中のバス停からバスに乗り込む。
なんども蛇行を繰り返す坂道で自転車を押して進む自転車乗りや途中の休憩地点で寒そうにしている自転車乗りを通り過ぎ、念願の雪の壁を見ながら山頂に到着!
これをみんな登ろうと思うんだからほんとすごい。



不安定な天気と強風で山頂は0℃(!)。
昼すぎから晴れてきたのでお釜は見ることができたものの、
最初に展望台からお釜にアプローチした時はホワイトアウトの中で死ぬかと思った。
でも、エメラルドグリーンの水を讃える姿は美しく見れてよかった!

すっかり凍えて街に戻り、街の北の公衆浴場「神の湯」に直行。
ちなみに南の「寿の湯」はここより少し小さく、地元の人の憩いの場といった感じだ。
刈田岳はバスで登ったものの他の日程は近くのアクティビティに自転車でまわった。
この遠刈田温泉の周辺はハートランド牧場やことりはうす、もっと行けばキツネ村など色々あるので楽しみながら(というか登らないと目的地に行けないんだけど)登りの訓練ができるのでおすすめと総括したい。
そして疲れて戻ったら温泉で回復!
- 神の湯前の観光案内所。
- 暗雲立ち込める刈田岳。
- 真田幸村ちっさい。
- ひたすらこのくらいの坂道。トラックが走るため道のコンディションは悪い。
- 遠刈田温泉入り口。
- お着きのお菓子。クラッカーも置いてあった。
- 遠刈田温泉から刈田岳山頂へは商店街のバス停から。
- まだまだ厚い雪の壁。
- もはや雪山の山頂近く。
- 凍りついた標識。
- ホワイトアウトで見えないお釜。
- 昼過ぎに晴れてきた。
- 山頂からのバス停にも近い神の湯。
written by C.K